2014年7月19日土曜日

PC TV with nasneの保存先を別HDDにする

VAIOのみバンドルされており、一般発売されていなかった「VAIO TV with nasne」ですが、先日より「PC TV with nasne」と名称を変更してネット販売されるようになりました。
今まで「DiXiM Digital TV plus」で視聴していましたが、番組表機能はない、nasneの予約管理機能もないで、PS3のnasneアプリと比べると機能が足りないものでした。

しかし、「PC TV with nasne」なら予約の管理、番組表はもちろん、ブルーレイへのライティング機能、PCのローカルディスクに保存する機能がついた上で3000円という、かなりお買い得で使いやすいソフトです。
ただひとつ、不満があるとすればnasneからPCへデータを保存する際に、保存先のドライブがCドライブ固定な点ですね。今どきのPC構成として、CドライブはSSD、データ保存用に3Tの HDDという構成は珍しくないので、そういう人たちからすると、Cドライブに保存されるのは都合が悪いわけです。

そこでWindowsのジャンクション機能を利用します。

nasneから転送してきたデータは
”C:\VNTApp\Contents”に保存されています。
このContentsフォルダを別なHDDにリンクするように設定するのです。

やり方は簡単
(但し、これから行う操作を理解し、自己責任の上で行ってください。なんらかの不都合が生じても私は知りません。)
①PC TV with nasneを終了させる
②C:\VNTApp\Contentsフォルダを移動先のドライブに移動
 (僕の場合はF:\UserLibrary\nasne_recの中に移動させました)
③コマンドプロンプトを開いて
④cd C:\VNTApp
⑤mklink /D /J Contents F:\UserLibrary\nasne_rec\Contents
C:\VNTAppフォルダを見てみるとContentsフォルダへのショートカットアイコンができているハズです。それを開いてみるとあら不思議。Fドライブに移動させたはずなのにパスの表示はC:\VNTApp\Contentsになっています。これがジャンクション機能です。

この状態でPC TV with nasneを起動すると、PCに保存されている映像も普通に見れるかと思います。
但しこのやり方にも欠点がひとつ。PC TV with nasneはCドライブの空き容量に対して転送するデータが大きい場合には転送しません。
つまりCドライブの空きが40Gに対して、転送するデータが50Gだとすると、そのデータは転送できないということです。そもそも1つの録画で40Gとかそんな大食いすることはないとは思いますが、アニメの1シーズンをまとめて選択したりすると起こりえます。
そんな時は仕方がないので、容量が収まる分だけ選択して転送の繰り返しです。。。

4 件のコメント :

匿名 さんのコメント...

通りすがりなんですが、アプリの設定→バックアップではダメなんですか?

en129 さんのコメント...

>匿名さん
バックアップだと、バックアップ後のファイルはそのままでは視聴できないからですね。

匿名 さんのコメント...

設定した先にPCコピーされた映像本体が保存されるようになりますよ。
デフォルトのフォルダには管理用ファイルだけ保存されるようになります。

en129 さんのコメント...

あら、そうだったんですね。前に試したときにはそのまま視聴できなかったんですが、変わったんでしょうか