2014年6月30日月曜日

【メモ】ラズパイのシリアル叩いたときの出力

はじめに、シリアルでログインしておかないとttyAMA0が叩けない。。。

VNC上のターミナルから以下のコマンドを叩いて、そのときのラズパイのシリアルポートのデータをモニタリングした。
 echo "test" > /dev/ttyAMA0

出てきたデータは16進数で次の通り
7465 7374 0D0A
test[CR](\r)[LF](\n)

で、最初僕が勘違いして、UNIX系はCRが改行コードかと思い(TeraTermの改行コード設定がCRだったから)、CR受信までバッフアリング、CR受信でmbedのUSBシリアルへ出力とやっていた。
ところがそうすると2回echoを実行したときに、
test
[改行]
test
と表示される。
CRまでバッフアリング、送出とやった後に、LFを受信するため、バッファの先頭が[LF]になってしまう。その後またtest[CR]まで受信するため、次に表示するときは
[LF]test[CR]となってしまうので、上記のように間に改行が入ることになる。


ただ、不思議なのがTeraTermの改行コードの設定だ。
[CR]でも[LF]でも正常に表示するが、受信しているデータは[CR][LF]だ。
ならTeraTermも[CR][LF]にすべき、と思うのが自然だが・・・
test
[改行]
test
[改行]

無駄に改行が入ってる。。。

改行コードを[LF]に設定すると
test
test

意図した通りの表示。

んじゃ[CR]に設定すると?
test
test

なんでやねん('A`)
[CR]のあとに[LF]あるから、[CR][LF]と同じような表示になると思ったのだが・・・。
うーん。。。

とりあえず[LF]なら正解ってことかなあ。

2014年6月28日土曜日

LPCXpresso LPC1769用ピン配置図(修正版)、と青mbed置き換えとしての注意点

修正点は下記の通り
・ p21-p26がAnalogInになっていたのをPWMOutに修正
・右列のVU、IF+、IF-をNCに修正
・右列一番上のピンがVoutになっていたのをVinに修正
・左列VinをVextに修正

このボードはSWD/JTAGデバッガが接続されているときには、電源のピンの振る舞いがmbedと少し異なります。今回作成した配置図はLPC1769だけ切り離した状態です。

LPCXpressoボードでは、mbedのVinに当たる左列2番目のピンがSWD/JTAGのEXT_POWXと接続されており、デバッガ用の電源供給ピンとなります。LPC-Link2や元々接続されていたLPC-Linkでは、USBから5V供給受けているので不要かと思いましたが、このピンを利用することでデバッガ接続時、レギュレーターより電源供給を受けられます。 
つまり、デバッガをそのまま接続してる時だけ有効なピン、ということになります。
なお、デバッガが接続されると右上のVinは3.3VのVoutに変わりますのでご注意を。

以上のことから、ピン配置はmbed LPC1768(青mbed)と互換なので、置き換えとして使えますが、それはLPC-Linkを切り離さない状態での話になります。
もしLPC-Linkを切り離した状態で青mbedの置き換えとして使いたいのであれば、電源回路を改修して3.3Vを供給してあげるか、SWD/JTAG用コネクタを利用して電源ボードを作ると良いかもしれません。

詳細は回路図を参照してください。
http://www.embeddedartists.com/sites/default/files/docs/schematics/LPCXpressoLPC1769revB.pdf

notebookのほうも差し替えております。
https://mbed.org/users/nameless129/notebook/lpcxpresso-lpc1769-pinout/

2014年6月27日金曜日

LPCXpresso LPC1769用ピン配置図作ってみました

参照元の回路図はこちら
http://www.embeddedartists.com/sites/default/files/docs/schematics/LPCXpressoLPC1769revB.pdf

Nucleoは安価だけど組み込むにはちと大きい、けどLPC1114じゃ機能不足・・・ってことでLPCXpresso LPC1769を使ってみようと思い、ピン配置図を公式風に作ってみました。
今まで知らなかったんですが、青mbedとピン配置で互換あるんですね。素晴らしいです。
LPC-Link2も持っていることだし、これからはLPCXpressoをガンガン使っていこうと思います。

mbedのnotebookにも上げています。
https://mbed.org/users/nameless129/notebook/lpcxpresso-lpc1769-pinout/

2014年6月21日土曜日

NT金沢2014出展します

7/12・13に金沢駅もてなしドーム地下にて行われるNT金沢2014に出展します。
ブース番号は20です。

◎出展内容
・超乗合馬車用電光掲示板
 あのデカい電光掲示板持っていきます。ツイッターのリプライメッセージが流れる仕組みにする予定。
・円形ディスプレイ
・【最新作】ブルースクリーンスイッチ
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm23786497
 押すと本物のブルースクリーンを味わえるあのボタンを持っていき、僕のノートPCで実演します!好きなだけ押していってね!!

http://nt-kanazawa.arunke.biz/exhibitions/20

2014年6月15日日曜日

ブルースクリーン召喚スイッチを作ってみました

動画はこちら
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23786497
 



見ての通り、mbed FRDM-KL46Zにデッドマンスイッチ繋げて作りました。

・仕組み
Windowsにはデバッグ用としてのブルースクリーンを呼び出すキーコンビネーション(右ctrl押しながらScrollLock2回)があります。
(レジストリを設定して有効にしないといけないので、実はこのスイッチどのPCでも繋げたら即!・・・というわけではなかったりします)
   懐かしのWindowsブルースクリーン--その再現方法とは
   http://builder.japan.zdnet.com/os-admin/20379423/
   キーボード操作でメモリ ダンプ ファイルを作成できる Windows の機能
   http://support.microsoft.com/kb/244139/ja

それをmbedから叩いてあげているだけだったりします。
なので一応無害なブルースクリーンです。
とはいえ動作中の他のソフトの状態も完全無視で即発動、しかも本物なので復帰するには再起動するしかなかったりします。

・keyCode関数の実挙動の話
mbedのUSBKeybordライブラリを使えば簡単簡単♪と思っていましたが、実はそんなことはなく。
呼び出すキーコンビネーションが右ctrlを押しながらScrollLock2回
USBKeybordライブラリのキー入力の関数の挙動は、キーを押して離す挙動になっています。
ライブラリ弄る前にUSB規格のお勉強。
   スキャンコード - Wikipedia 
   マウス付きUSBキーボードのディスクリプタ構成を調べる 
USBキーボードの規格として、「キーの同時入力は6キーまで」、「PCに送信するデータは今キーが押されている状態」ということが今回ライブラリを修正するヒントになりました。
ライブラリのkeyCode関数の中身を見てみると、送信したキーの直後に、キーが押されていない状態を送信していました。これを削除すると、keyCode関数が実行されるまでキーが押されたままの状態にすることができました。

NT金沢に持って行ってデモします。
押したい方は、どうぞ

2014年6月14日土曜日

現在位置表示盤のLED基板の回路図を書き起こしてみました

回路図と実物の対応は下記の通り




回路図はこちら
赤LEDはアノードコモンとして1本、カソードはそのままコネクタに出ています。
2つ点灯するような状況はないので、アノード側に適当な制限抵抗入れて、点灯させたい赤LEDのカソードから電流引いてあげれば点灯します。

緑LEDは2コで1組になっており、1組でカソードコモンとなっています。アノードは1組のLED2コからそれぞれ2本出ているので、点灯させたい緑LEDの組カソードの電流を引いて、アノードは2コのうちどちらかの2本、これも適当な制限抵抗入れて電流流せば点灯します。


2014年6月12日木曜日

mbedオンラインIDE用自動転送ツール:mbed AutoTransferバージョンアップしました(1.01)

バグ修正のためにバージョンアップしました。
最新版1.01のダウンロードはこちら
http://mbed.org/media/uploads/nameless129/mbed_autotransfer1.01.zip 

・バグの原因について
前回使用したドライブをINIファイルから読み込み、一致したものがあればそれを自動で選択するようにしていますが、その部分がバグになっていました。

下記ソースのforeach~loop間で前回使用したドライブ(下記ソースのLastUseDrive)と一致するドライブがあるか調べています。
 初回起動時はLastUseDriveの中身が空っぽなのでこのまま条件成立せずループを抜ける・・・はずでしたが、このループはdriveInfoの要素数だけ繰り返すようになっています。
driveInfoの要素数は10です。
よってバグは、driveInfoの10番目の要素の中身が空っぽ=検出したリムーバブルディスクが10台未満であれば起きることになります。

カウンタは9まで回るので、リストボックの表示を、9番目に検出したドライブにしようとします(objprm命令)
9番目が存在しない場合、どうやら1番目を表示するようで、見かけ上はリムーバブルディスクが選択されているように見えますが、存在しないドライブを選択していたのです。
よって、その状態でドライブを変更せず使用するとバグが発生していました。

以上を踏まえてソースを修正しました。
①そもそもループする回数はドライブを検出した台数分にする
②INIファイルに記録されているLastUseDriveが空欄なら条件が成立しないようにする
 って、今書いてて思いましたが、LastUseDriveが空欄なら即ループを抜けるようにすればよかったですね。。。
何かしら修正する機会があればその時に修正します。


最新版1.01のダウンロードはこちら
http://mbed.org/media/uploads/nameless129/mbed_autotransfer1.01.zip

2014年6月11日水曜日

東京メトロ銀座線の現在位置表示盤を分解してみました&面発光LED情報提供のお願い

超会議3で衝動買いした東京メトロ銀座線の現在位置表示盤(正式名は車内案内表示装置らしいです)を自前で点灯させるべく分解しました。まずは正面の写真

裏面は正面から見て上部にネジが見えます。左右端にネジ1本ずつ。それらを外すと・・・

中の基板とご対面。
中はご覧の通りススけており、ちょっとどこか触っただけで手が真っ黒に・・・。
運用していた証拠ですね。
外に出ている信号線6本のうち2本スピーカー、3本制御基板でした。残りの1本は嵌合検出?

後から変更したのか『「溜池山王」対応済』の文字が。

中にスピーカあったとは気づかなかった。
ここでコネクタ3ピン外して上下のパネルを分離できます。

中央の制御基板。
中央右上のICがIntel 8085のようです。沖電気製造かな?
その左下のシール付きICがUV-EEPROM?どっちも部品単体だけしか見たことなかったので、本当に使われている基板を見るのは初めてです。
気になるのが左の大きなブロック状の部品。シルクはTF1と書いており、足は3+4ピンで、パターン追ってみると4ピン側から2本ブリッジダイオード介してレギュレーターへ、3ピン側のうち2本が電源と思わしき端子台(V0とU0のラベル)に行ってるので、トランス?と予想。車内電源交流だったんですかね。

メイン基板裏側です。
矢印と停車駅を知らせる面発光タイプのLEDのようです。

LEDだけ載ってる子基板を外してみた図。こんな感じでLEDの発光がマスキングされてたんですね。

筐体のススけさはすごいもので、下半分拭くだけでススの量がすごいです。

で、分解結果を踏まえてどう点灯させるか考えると、
①正規の信号と電源送ってあげて制御・点灯させる
②メイン基板を自前で作成し、置き換える。子基板は流用
以上2通りかなと。①に関しては電源が交流っぽいし、信号に関しても調べても資料が全くない状態なので、②に。

ただ今度は置き換えるなりにメイン基板分の面発光LEDが必要です。
面発光のLEDが16mmX20mmなのですが、なかなか同じくらいの大きさのものが見つかりません・・・。
どなたか同等品売ってるところがあれば教えて下さい。。。

2014年6月10日火曜日

【メモ】秋月32x16ドットLEDパネル仕様について

購入時の罠。逆接保護ダイオード入ってるらしいですが、怖いですね。。。
 
仕様がわかってきたので自分なりにまとめます。
わかりづらかったらごめんなさい。
mbedで動かした方がいらっしゃったのでそのソースを拝借しました。
http://mbed.org/users/RRacer/code/Adafruit-16x32-basic-demo/


信号入力コネクタを右にした状態で説明します。
内部構造的には上半分と下半分の8x32ドットパネルになっています。
上半分がR1,G1,B1、下半分がR2,G2,B2です。


8x32のパネルの状態で説明します。横の行はABCの3bit(以下セレクト信号)でセレクトし、0b000のとき一番上、0b111のときが一番下のラインをセレクトします。
R,G,Bそれぞれの信号はシリアルデータで、MSBが一番左端になります。

セレクト信号が0b111の状態でR1G1B1それぞれ0x8000のデータを投げるとこうなります。

つまり横一列単位でデータ送信、次の列のデータ送信、次のryとやればおkです。
列の変わり目はOEをHにして残像が出ないようにしましょう。

ディジチェーン用にOUTコネクタがありますが、使うためには横に長い分更にデータを送る(64bit)ことになると思います。PWMによる階調表示はキツイかもしれません。


mbedオンラインIDE用自動転送ツールできました→mbed AutoTransfer

捻りもなにもないソフト名ですが・・・。

指定したフォルダを監視してbinファイルを発見し次第、指定ドライブに転送するソフトです。
転送完了時に通知音を再生する機能も付いてます。

つまり、
オンラインIDEからダウンロード→通知音が鳴る→
mbedのリセットボタンを押す→(゚д゚)ウマー
もうドラッグ時にshiftキーを押し忘れてコピーして元ファイル残っちまった!なんてこともありません。

ブラウザはFirefoxを対象に開発しているので、他のブラウザだと不具合出るかもしれません。
(Firefoxならダウンロード中、ダウンロード中のファイル名.partというファイル作ってくれるので、それでダウンロード中か完了したのか判断できますが、他は・・・?という理由の為)

開発期間:1日とちょっと

ここからダウンロードできます↓
https://mbed.org/users/nameless129/notebook/mbed-autotransfer-tool/

2014年6月9日月曜日

【メモ】HSP3のmciを使って音楽再生するときの罠

mciでフルパス指定で再生しようと思って↓のようなコードを書いても再生しない
mci "play \"" + "F:\\UserLibrary\\Documents\\HSP\\通知音.MP3" + "\""

こっちだと再生できる。なぜだ・・・
mci "open \"" + "F:\\UserLibrary\\Documents\\HSP\\通知音.MP3" + "\" alias music"
mci "play music"

2014年6月8日日曜日

【メモ】Adafruit16*32ドットLEDパネル

↓これについてのメモ
RGBフルカラードットマトリクスLEDパネル 16x32ドット: LED(発光ダイオード) 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-07764/

中の点灯&定電流制御に使われているのはICN2026
http://www.chiponeic.com/index.php/website/products/34.html
データシート上では最大クロックは30MHz

だがadafruit上で公開されてる実験データを見ると50MHzまで動くらしい
https://learn.adafruit.com/32x16-32x32-rgb-led-matrix/how-the-matrix-works

明るさが眩しく、部屋暗くしてないのにスマホで撮影するとこんな状態

明るさを調整しているのは恐らくRR1、RG1、RB1のような部品名の抵抗だと思われ。(未検証)

その他内部で使ってるIC
FDS4953
https://www.fairchildsemi.com/ds/FD/FDS4953.pdf

ICN74HC138
http://www.chiponeic.com/index.php/website/products/38.html

ICN74HC245
http://www.chiponeic.com/index.php/website/products/36.html

2014年6月7日土曜日

【超会議3】俯瞰カメラから見た乗合馬車まとめ動画できました

動画はこちら
【超会議3】俯瞰カメラで振り返る超乗合馬車Mk.2 DAY1


【超会議3】俯瞰カメラで振り返る超乗合馬車Mk.2 DAY2


超会議3終了後、中央の円形モニタでのコメントの話がtwitter上で出まして
馬車が通ってる時、どんなコメント出てたんだろ?と気になったのがきっかけでした。

いざ動画を作ろうとすると、俯瞰カメラはタイムシフトで見れるのはいいんですが、カメラの前を馬車がいつ通ったか正確な時間を調べるところからでした。
馬車の運行表で発車時刻はつけていたので、おおよその時間の目星をつけようにも、案外±5分単位でのズレがある、タイムシフトのプレーヤーではスピード調整ができなかったので、全部動画としてキャプチャする作戦に。
AMVビデオコーデックが処理が軽くて圧縮率も良かったのですが、2日間約16時間で200GBというサイズに。Cドライブの残りが2Gまで減ってました(;´∀`)

録画した動画から馬車が通った時間を記録して、再度馬車が通った時間の部分だけタイムシフトを高画質でキャプチャ、編集、といった感じで作業しました。
動画編集自体初めてでaviutlはとっつきにくいイメージだったのですが、案外そうでもなく、自分の思い通りのことができるようになるまでそこまで時間はかかりませんでした。結構楽しかったです。

ただ、エンコード中にブルースクリーンはショックでしたね。。。
原因はCPUとGPUのOC。フィルタにGPUを使うものがあったので、どっちもOCしてたのですが、残り1/4くらいでブルースクリーン。。。一応負荷テストは事前にしてしてましたが。。。もうOCはしません。。。

蛇足だったかもしれませんが、DAY2最後のスライドショーはWindowsムービーメーカーで作ったものをaviutlに取り込んでいます。aviutlで同じもの作ろうとすると、①画像の取り込み→②長さ指定→③画像のリサイズといった3ステップを踏む上、一括で写真の表示時間を弄れないので、スライドショーを作るのは不向きでした。逆にムービーメーカーはスライドショーを作る機能があったのでかなり楽でした。動画作成ソフトも一長一短ですね。

編集していて思ったのが、俯瞰カメラだと乗っている人の様子まではわからないなと。馬車の写真撮影・記録係をつけていなかったので、乗った人の半分くらいしか写真ないかと思われます。また、馬車の周囲の様子を動画におさめておいたほうがよかったなぁと、作るに当たって去年の馬車動画見て思いました。やはり馬車に車載カメラですかね?(しかも公式配信として)

2014年6月1日日曜日

Windows8.1におけるnasne直結回線の設定

よくエヴァとかSF物で直結回線とか直通回線とか言ってるアレです(?

前の記事にてLANコンバータをアップグレードしようとしてできませんでしたが、nasneと他PCがやり取りする無線LANの回線が細くて、スピードが出ないという状況です。
 どれくらい酷いかというと、nasneに保存しているAppleロスレス音源を再生すると、曲の途中でバッファが足りないのか、途切れてしまうくらいです。
そこでnasne接続のハブから直結回線(響きがカッコイイ!)ことLANケーブル伸ばして、作業用PCのLANに接続します。

 構成としては以下の通り。
   [親機ルータ]──[MF300N(LANコンバータ)]─[HUB]─┬─[nasne]
      │                             ├─[PS3]
      │                              └─[作業用PC有線LAN(nasne直結用)]
       └─────────────────────[作業用PC無線LAN(ネット用)] 

但し、このままでは有線LANと無線LANのメトリック値(notメイトリックス)によってどちらか片方のみしか使われない
可能性があるので、手動で設定します。
参考:@IT:Windows TIPS -- Tips:高速なネットワーク・インターフェイスを自動的に選択可能にする 
無線LANを10、有線LANを20に設定しました。
これで通常のネットとのやり取りは無線LANを優先的に使ってくれるはずです。

 次にnasneとのやり取りのみ有線LANを使用する設定をします。
参考:スタティックルーティング ( route add とは )
nasneの固定IPアドレスが192.168.10.21、デフォルトゲートウェイ(つまり親機ルータ)が192.168.10.1、有線LANのIIDが3なのでコマンドプロンプトでの呪文は
 route -p add 192.168.10.21 mask 255.255.255.0 192.168.10.1 metric 1 if 3
 となります。設定して再起動。

実際にnasneだけの通信が有線LANを介しているか確認します。
iTunesを起動してnasne上のファイルを再生、その時にどのアダプタを使用しているかで判断します。
通信プロセスはSystem、有線LANのローカルアドレスが192.168.10.8でnasneに接続しています。
右下のイーサネットのグラフを見てもコンスタントにデータを受信し続けているので設定成功です。
実際再生中の曲が途切れることもありませんでした。 

では逆に通常のネットは無線LANを使用してくれるのか?
無線LANを優先して使用しています。

これで快適な作業Lifeが送れる・・・

旧ルータをDD-WRT化→成功したが・・・

 無線LANを11ac化するにあたりルータをAtermWG1800HPに交換し、導入から1ヶ月、不安定な動作もなく 、旧ルータことAirStation WZR-HP-G302Hはお役御免となりました。
 ソフマップにて中古で購入して、WiMAX接続しているPCのLANと直結してAPモードとして使ったり、引っ越してかららPPPoEクライアントルータとして活躍してもらっていました。

話が変わり、nasneとPS3のネットワーク環境。
 現在LANコンバータとして使用しているのがプラネックス製MZK-MF300Nです。
 構成としては以下の通り。
   [親機ルータ]──[MF300N(LANコンバータ)]─[HUB]─┬─[nasne]
                                    ├─[PS3]
                                    └─[ノートPCLAN(nasne直結用)]
で、現在使用しているMF300Nの有線LANが100Mでリンクしているため、無線経由だとボトルネックになっています。
そこで、先述の引退したルータはギガビットLANに対応しているので、スピードアップを見込めると考え、LANコンバータ化を行いました。

以下のサイトを参考にさせて頂きました。
WZR-G144NH デバッグモードでBufalo純正ファームウェアのバックアップ
AirStation WZR-HP-G302HのファームをDD-WRTに入れ替えてみた
Buffalo WZR-300HP に DD-WRT インストール

 ちょっとハマったのが純正ファームウェアのバックアップ。
手順通り全部まとめてダンプしてからダウンロードするつもりが、全7ブロック中4ブロック目をダンプした時点でルータが再起動してしまいました。恐らくRAMの容量オーバーによるものだと思われたので、0~3ブロックまでダンプ、ダウンロードしたのちRAM上のダンプを削除、再度4~6ブロックまでダンプしてダウンロードすることで再起動することなくバックアップに成功しました。

  DD-WRTの書き込みはWEBから行えました。但し、デバッグモードのイメージアップロード専用アドレスからでないとDD-WRTのファームを受け付けてくれませんでした。

で、無事DD-WRT化し、最新にアップデートした上で設定、LANコンバータとして機能することを確認してから現行のLANコンバータとのスピード比較を行いました。
スピード測定に使用したソフトはLAN Speed Test(Lite)
テストデータのサイズは100MBで、nasneの外付けHDDへのRead/Write速度を測定しました。
結果は・・・


MF300N DD-WRT
回数 Write(Mbps) Read(Mbps) Write(Mbps) Read(Mbps)
1 64.32 42.90 81.38 27.30
2 67.60 42.56 75.51 27.07
3 65.21 41.26 71.00 26.48
4 62.02 43.63 71.00 26.48
5 58.88 42.69 65.73 28.08
平均 63.6052816 42.6089808 72.92316 27.080032

DD-WRTのほうがWriteは早いですが、Readが逆に遅くなっています。。。
古いバージョン試したり設定変えたりいろいろしてみましたが変わらず。。。
うーん、これじゃ現行構成のままのほうがいいかなぁ。。。

というわけで、旧ルータは予定通りおもちゃ箱行きとなりましたとさ。

開発用マシンをパワーアップしました


開発用マシンこと、会社の先輩から格安で譲っていただいたデスクトップPCを作業場に置いています。最近のノートPCをパワーアップしたことにより、こっちもパワーアップしたくなったのでやっちゃいました。

・パワーアップ前
CPU:C2D E8400
メモリ:4G(DDR2 800デュアルチャンネル)
HDD:500GB
GPU:Geforce 9600GT
その他I/F:US3.0x2(PCIe増設)

・パワーアップ後
CPU:C2Q Q9650
メモリ:8G(DDR2 800デュアルチャンネル)
SSD:128GB(OS用)
HDD1:3TB(各種データストレージ用)
HDD2:500GB(前のHDDを流用 OSとデータのバックアップ用)
GPU:Geforce 9600GT
その他I/F:US3.0x2(PCIe)
       SATA3x2ポート増設(PCIe AREA製JET mini)
SATAカードを追加した理由ですが、マザーボードのコントローラがICH9で、IDEモードだけであることに気づいたためです。あとSATAⅡだったのでSATAⅢに対応しているPICeカード(以下SATAカード)なら速くなるかな~?ってのも。
既存の構成にSATAカード追加、ファームアップデートを先にした上でOSにドライバを組み込み、
Win8をセーフモード起動に設定。その状態でシャットダウンし、SATAカードへつなぎ替えて起動、セーフモード解除ですんなりAHCI化できました。


パワーアップ前の総合ベンチマークを取りそこねてたので、比較にこの前強化したノートPCのスコアを出します。

ノートPCのHDDが化け物じみた数値を叩きだしてますが、SSD TURBO BOOST(RAM Disk)によるものかと思います。
CPUではC2Qのほうが高いですね。
メモリスコアにあまり差がないのは意外でした。開発用マシンのメモリがデュアルチャンネルだから?(ノートPCのメモリはDDR3-10600)

以下SSDとHDDのコントローラ別比較です。
まずはSSD。ADATA製 Premier Pro SP600 ASP600S3-128GM-Cを使用しています。
メーカー公称値としては、
最大書込速度:130MB/s
最大読込速度:360MB/s
となっております。
 SATAカード接続のほうがシーケンシャルリード・ライト共に落ちていますが、全項目落ちているというわけでもなく、特に4KQD32でのReadの伸びが顕著です。
この結果になった理由としては、SATAカードを増設したはよかったのですが、マザボがPICeGen1だったため帯域不足だったのかと思われます。4KQD32についてはAHCIのNCQによる効果が出ているのではないでしょうか。

続いてHDD。TOSHIBA DT01ACA300を使用しています。
こちらは逆にシーケンシャルリード・ライトの伸び、4KQD32での伸びが特徴的です。他はSSDと同じく帯域不足なのでしょう。。。こちらもAHCI化した効果は出ているようです。

おまけで今まで使用していたHDD。SAMSUNG HD501LJになります。 2007年製っぽいです。

キャッシュが16MB、上記のHDDはキャッシュが64MBあるとはいえ、512kランダムで3TのHDDとここまで差が出るとはびっくりです・・・。技術の進歩に感謝ですね。

そんなわけで、どちらのPCでも快適になりました。これで開発が捗りますね!

(正直な話、マザボを最新プラットフォームに更新した上で、CPU・メモリ入れ替えたほうが素直にSATAⅢが使えた気もするけどキニシナイ! いい勉強と思えば・・・
そういや編集中フォントの色が微妙に違うのが所々・・・黒か赤くらいしか指定してないのに。。。直接HTML書き換えましたがどうにかならんものか。。。)