2013年12月22日日曜日

NT京都に向けて

今年のMFTで展示したこれ持っていきます


2013年9月5日木曜日

crysisがログインで引っかかって起動できない件

https://activate.ea.com/activategame.do
ここでoriginのID使って登録したら起動するようになった。
Product Codeはoriginのライブラリ内のcrysisを右クリック→ゲームの詳細を表示より
製品コードとして見れる

2013年8月19日月曜日

mbedでTwitterのタイムライン・リプライを取得する(Supertweet版)

mbedとSupertweetを利用してTwitterのタイムライン・リプライを取得できるようにしてみました。
と、言ってもHTTPClientStreamingExampleに少し手を加えてしてどんなデータが送られてくるのかをPCから見れるようにしただけです。 (サンプルを作っていただいた方に感謝)

Supertweetのデータを取得できるようにしたものがこちら
http://mbed.org/users/nameless129/code/SuperTweet_get/
Supertweetのユーザー名とパスワードを入力してコンパイル。mbedから実行するとタイムラインがシリアル通信を通してPCに送られるようになっています。ボーレートを921600bpsに設定しているので注意してください。

実行するとタイムラインのデータを見ることができます。
 タイムラインの本文となる部分は5行目の"text":以降のようです。Unicodeで日本語はエンコードされています。しかし、どういう訳か通常であれば%u3010のような形式でエンコードされるはずが\u3010とエンコードされています。(おかげで文字の正体を探るのに苦労させられました。。。)

SupertweetはTwitterのAPIすべてをサポートしているようなので、リプライの取得も試してみました。方法としてはTwitter APIのアドレスに倣い、Supertweetのアドレスを修正するだけです。私がアップしたソースの36行目にリプライを取得するためのアドレスをセットしています。
実行結果は以下の通りです。

先ほどのタイムライン取得と同様に5行目の"text":からリプライの本文(@en129_mbed test)となっています。リプライ元のユーザー名は10行目の"screen_name":"en129"のようです。

以上の実行結果より、Supertweetを用いることでTwitterのAPIにアクセスしたときと同じデータを受信できるようです。ただし、受信するデータが多く、扱いが面倒と思いました。

次は同じTwitterプロキシサービスで機能が簡素化された「StewGate U」を試してみる予定です。

2013年8月17日土曜日

mbedのTwitterExampleでツイートしてみる

 mbedでTwitterの情報を取り込んで処理させる第一歩として、mbedからTwitterに投稿する動作をさせてみました。その中でトラブルがあったのでそのまとめです。

 まずはtwitterのサンプルプログラムを探すべく、「twitter」と検索。トップに出たCookBookのTwitterExampleをインポートします。

SuperTweetを経由するので登録。

http://blog.fkoji.com/2010/05250022.html

連携アプリ認証後、登録画面が変わっており、Email・Application Name・Description・Application Website・Organizationについて入力するようになっていました。重要なのはEmailだけで他はそれぞれ適当に入力して大丈夫かと思われます。
入力後、承認メールが送られてくるのでメール内のリンクをクリックしてアカウントを有効にします。
登録後の手順は上記サイトとほぼ同じでした。
mbedオンラインコンパイラに戻り、twitterアカウント名とSuperTweetにて設定したパスワードをそれぞれ"myuser", "mypass"のところに入力。(twitterアカウント名は@不要です) コンパイルしようとしたところ・・・

トラブルその1:ライブラリをインポートしてもヘッダファイルが不足しておりコンパイルできない
HTTPClient.hがないと言われます。
Fix it!ボタンを押すとライブラリを探す画面が出るので、「NetServices」をインポートします。HTTPClientもありますが、それをインポートしてもまた別のエラーでコンパイルが通りませんでした。
これにて無事にバイナリをmbedに転送してツイートが!と思いきや・・・

トラブルその2:ツイートできないorz
原因はツイートの送り先URLが古いままのようです。プログラムの36行目が
HTTPResult r = twitter.post("http://api.supertweet.net/1.1/statuses/update.xml", msg, NULL);
となっていますが、Supertweetの仕様(http://www.supertweet.net/about/api)を見てみるとアドレスの末端がxmlではなくjsonになっています。

プログラムも合わせてjsonに修正したところツイートしてくれました。

2013年7月6日土曜日

Amazonで1万円の電源装置を買ってみた




お値段9980円なり。
そこまで電源装置に詳しいわけじゃないですが、30V5Aという容量を持つ電源としては破格の値段ではないでしょうか。しかもカレントリミット機能まで付いています。更に別系統で固定電源ですが、5V2A出力も付いています。カレントリミットがついた電源 が欲しく、分解して中を覗いてみたい欲もあったので買っちゃいました。

 
Amazon箱の中に更に箱
開封状態  薄っぺらい取説が1部

上の緩衝材を取り除いたところ  乾燥剤付き

本体と同梱の3P電源ケーブル  このままでは机上のコンセントに挿せないので変換アダプタを別途用意した




正面から大きさ比較  写真のテスタは秋月のもの

上面から

斜めから

底面  Amazonレビューにもあったゴム足の臭いが気になる

背面  冷却FANが付いているので意外としっかりしているかも?というのがここまでの印象

ケースを開けてみた  配線はゴチャゴチャしてるわ、ひと目見て分かる部品の実装状態に値段相応ということを実感

不安になる実装状態

抵抗が浮いている
ここも浮いている
TO-92パッケージの足にコネクタが直接刺さっている

電流電圧設定ボリューム

出力端子にコンデンサが直接取り付けられている

基板のハンダ付け状態  そこまで酷くはないが、画像中央に穴あき1つ発見

電流電圧を表示する基板  メインの基板よりしっかり作られている

電コンが浮いていたり、ICが曲がっていたり・・・
電源投入時の電圧表示と実電圧  最大出力電圧より高い電圧が数秒表示されるが、実際の出力ではないようだ


電源投入時の電圧波形  CH Aが5V固定出力 CH Bが30V出力の電圧 OUTPUTボタンの代わりに電源ボタンでも良さそう

実際に使用してみると、普通の電源装置と何ら変わりなく使えています。
残念ながら電源のノイズに関してはオシロがDSO QUADしか持っていないので微小な電圧まで観測できていませんが、結構きれいではあると思います。
趣味程度の用途であれば十分良いのではないでしょうか。

2013年6月17日月曜日

DesignSparkPCBとKiCadの比較

 トラ技5月号にてKiCadの紹介がありまして、DesignSparkPCBに対する不満が解消できるのであればと思い、使ってみました。
 回路図エディタ、PCBエディタ、部品ライブラリの観点からDesignSparkPCBと比較して長所、短所を上げていきます。

●回路図エディタ
**長所
 ・日本語化されていて、初めて使う人でもわかりやすい
 ・電源シンボルがライブラリと独立していて挿入しやすい
 ・下手にいじっても電源シンボルのネットが削除されることがない
 ・ライブラリの修正が特に操作せずとも即座に反映される
 ・ピンのシンボルに論理(反転・クロック・負論理入力など)が含められる
 ・部品同士が重なっている箇所では明示的な選択メニューが出る
 ・単一回路図ファイルで複数レイヤを備えている=複数のファイルにまたぐことなく1つのファイルで回路図を書ける
 ・ERCを搭載しているため、回路図作成でのミスを低減できる

**短所
 ・独特の操作性
   DesignSparkPCBでは部品を選択してコピー 、任意の場所でペーストだが、コピーを選択した時点で部品がマウスにくっついてくるため、最初操作に戸惑う
 ・ ctrlキーで部品をいくつか選択する操作ができない。単一or範囲選択のみ
 ・ ライブラリが出しづらい
   専用ウィンドウが出てきて、部品を出す度に消えるため、操作回数が多くなる

●PCBエディタ
**長所
 ・配線を削除してもネット情報が残っている
 ・ 配線幅、ビア径を指定しやすい
 ・既存の配線がある状態で配線を引き直すと新しい方を採用してくれる
 ・ラッツネット全表示の切り替えが可能
 ・ラッツネットの線を選択して削除することがない
 ・配線の修正が容易
 ・回路図エディタを同時に起動できるため、回路図見ながらの作業が可能
 ・ガーバデータの出力がわかりやすく、標準でRS-274X形式で出力してくれる。
**短所
 ・回路図からネット情報を読み込んだ際に部品が整列されていないため、一度整列させる必要がある
 ・レイヤーとレンダーの2つがあり、裏面だけ見たいという場合の操作が面倒
 ・非表示項目も薄い色で表示されるため、邪魔

●部品ライブラリ
**長所
 心苦しいですが、比較しての長所がないです。。。
**短所
 ・SCHシンボルにPCBシンボルを関連付けできない
 ・PCBシンボルでPIC等他ピンライブラリ作成が面倒(DesignSparkPCBならウィザード形式で楽々)
 ・SCHシンボルとPCBシンボルのピン割り振りを同じ画面で確認できない(確認しようとするとSCHで部品ピンにネットをつけてPCB上で同じピンに同じネットがあるかを確認するくらい)

●その他
独自昨日としてガーバビューワ、各種計算が容易になる専用計算アプリ、ビットマップからパターンを作成する機能があります。

 KiCadとDesignSparkPCB両方使ってみての比較でしたが、回路図作成ではDesignSparkPCB、パターン作成ではKiCadがそれぞれ好みの機能・操作方法でした。
 KiCadは今後CERNが介入するようです。回路図エディタの操作性等改善されればもっと良いCADソフトになるんじゃないかと予想されます。
 どちらのソフトにしてもフリーで十分快適な回路図・パターンを作成できるソフトです。今後のバージョンアップに期待です。